配慮と観察が重要

女性

手がかりは話し方

体に負担がかかると、精神の障害として出てくることがあります。その一つが躁状態、行動や言動の抑制がなくなる症状です。明らかに過剰な買い物や、非難に対して必要以上に逆上するといった行動が特徴で、半ば暴走したような振る舞いが多くなります。周囲に疑いのある人がいたら、専門の病院へ相談することが重要です。ただ、行く前に準備しておくことや心がけることがいくつかあります。とくに重要なのが、無関係者への迷惑の配慮と、罹患者当人の状態の把握です。前述の通り、躁状態になると当人は抑制が効きません。もしも、徒歩での通院中に他者との接触があった場合、不慮のトラブルに見舞われる可能性があります。なので、歯止め役として同行者を付かせます。できることなら、自家用車で送迎と言う形が好ましいです。万が一、トラブルが起きそうになったら同行者が対応し、悪化を防ぐようにしましょう。そして、患者の精神状態にも気を配るようにします。躁状態は、うつ病と併発した双極性障害という形で出ることが多く、焦るとうつ状態を見落とすことがあります。正確な診断のため、うつ状態の有無を確認してから行きましょう。症状が正確に伝わらなければ、薬の処方などに問題が出ます。急ぐ場合は、その人と親しい人に聞くなどで情報を集めるといいでしょう。躁状態の有無は、特有の行動をチェックすると分かります。とくに話し方に大きな変化があるため、家族や職場の人をチェックするならそれに注目するとやりやすいです。躁状態になると、気分が大きく高揚します。人前で大声で話したり、根拠のないポジティブな発言が多くなったりするなど、溌剌とした話し方が目立つようになります。また、感情の変化が大きくなるという面もあり、少しでも機嫌が悪くなると過剰に悪口を言ったりすることもあります。症状の確認は、会話の変化を頼るといいでしょう。しかし、周囲から見ればすぐに分かることでも、当人から見ると判断が難しいことがあります。とくに症状が軽度の場合は、自分にとっては「調子のいい状態」と勘違いすることが多く、気付くことが遅れがちです。知らない内に周りに迷惑をかけていた、と言うこともあるかもしれません。そのため、自分のことをチェックするには、周りの人に話を聞くようにしましょう。突飛な行動が多くなった、物事をよく考えていない気がするなど、奔放な行動を示唆することが聞けたら、躁状態を疑いましょう。周囲が注意を払うほか、自分で注意することも同様に重要です。普段の自分と比べて、こんなこと前はしていなかったと違いに気づければ、そこから治療に向かえることがあるでしょう。チェックのコツは、よく観察することです。

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